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カラダ
肌あれ
様々な原因で起こる、不快な肌トラブルの総称を肌あれといいます。例えば、乾燥、かゆみ、赤みなどが出ている状態をいいます。
肌あれの原因
健康な肌と状態の悪い肌
※皮膚の生まれ変わりのことです。健康な皮膚では約1か月サイクルで行われています。
肌あれの対策
基本は食事、運動、睡眠、スキンケアです。
- バランスのとれた食事 ··· 特にビタミンA、B群、C、Eや肌の原料となるタンパク質を摂る
- 適度な運動 ··· ストレス発散や、血行促進で肌の新陳代謝を高める
- 十分な睡眠 ··· 肌によいホルモンは睡眠中に多く分泌される
- 正しいスキンケア ··· 肌にあう化粧品を使用し、保湿を十分に行う
< 肌によいビタミン>
種類 | 主なはたらき | 多く含まれる食品 |
---|---|---|
β-カロチン | 体内でビタミンAに変化し、皮膚病や肌あれにも効く | 緑黄色野菜(かぼちゃ、にんじん、ピーマンなど) |
ビタミンB2 | 皮膚や粘膜を保護して肌を健康に保つ | レバー、干ししいたけ、うなぎ、さば、納豆など |
ビタミンC | メラニン色素の生成・沈着を阻害して、しみやそばかすの発生を防ぎ、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンの合成を促進する働きもある | トマト、パセリ、いちご、キウイ、ブロッコリーなど |
ビタミンE | 血行を良くして皮膚の老化を防ぐ | アーモンド、ピーナッツ、うなぎ、緑黄色野菜など |
不規則な生活や、偏った食事など、思い当たる原因をまず改善し、解消することが大切です。
その上で、肌を清潔にし、しっかりと保湿をすることを続けましょう。
規則正しい生活や正しいお手入れをして、健やかな肌を保ちましょう!!
正常な肌は、外部刺激を防いだり、水分を保持することができます。
様々な原因で、肌の状態が悪くなると、このバリア機能が弱まり、肌あれが起こりやすくなります。