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代表取締役社長 高柳昌幸

当社は1930年(昭和5年)2月に富山県富山市で配置薬販売業を創業、1954年(昭和29年)4月に当時お得意先が多かった埼玉県大宮市(現・さいたま市)に本拠地を移し、法人化しました。その後販路を広げ、現在では北海道から沖縄まで、全国約260万軒のお客様に配置薬をお届けしています。

1986年(昭和61年)2月には富山市に医薬品製造工場を建設し、医薬品製造事業に参入。これにより、お客様のニーズに即応できる製販一貫体制を確立しました。また、富山工場・富山第二工場では、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO140 01」の認証を取得するなど、環境への取り組みも積極的に行っています。さらに富山第二工場においては、2019年(令和元年)に、米国食品医薬品局(FDA)が実施する適合性査察を受け、その後合格し、FDA認証を取得。グローバル対応の医薬品工場として、品質システムの向上を図っています。

1991年(平成3年)から取り組んできた医療用医薬品の開発では、異なる作用機序を持つ2剤の痛風・高尿酸血症治療剤「トピロリック®錠(一般名:トピロキソスタット)」(2013年9月製造販売開始)と「ユリス®錠(一般名:ドチヌラド)」(2020年5月製造販売開始)を創出しました。現在は、痛風・高尿酸血症治療薬のエキスパートとして、世界へと「ドチヌラド」を広めるべくライセンス活動に取り組むほか、2022年2月に立ち上げた痛風再発「ゼロ」を目指す『痛風ZERO PROJECT 』を通じて、正しい疾患情報の発信をはじめ疾患啓発にも取り組んでいます。

1992年(平成4年)に開始したドラッグストア事業は、ドラッグストア「セイムス」を中心に、富士薬品グループで全国に1271店の店舗(2024年3月末時点)を展開する、当社の主力事業へと成長しています。

2020年4月には、「複合型医薬品企業」としてさらなる発展と業務拡充を図るため、東京都千代田区に東京本部を新設し、本部機能を移転しました。

そして、2030年には創業100周年を迎えます。不確実性がより一層高まる時代において2030年とその先へと歩みを進めていくには、社会から必要とされる企業であるとともに、環境の変化に柔軟に対応できる組織・ビジネスモデルであることが求められます。当社が創業から変わらず続けてきたことは、ひとの生活に寄り添い、元気なくらしを支え続けていくことです。これこそが、富士薬品グループの社会的な存在意義であると再認識し、この想いを込めたスローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」を2021年に策定しました。また、配置薬販売とドラッグストアという2ウェイの販売チャネルに、それらを支える医薬品製造という、当社独自の製販一貫体制のビジネスモデルは、変化の激しい環境下を生き抜く大きな強みになります。

こうした100年続く企業として培ってきた信用力と、独自のビジネスモデルの強みを最大化させるべく、昨今ではDXやAI活用など新たな技術も積極的に取り組んでいます。これは、新しい価値の創造という富士薬品グループをあげての挑戦です。
創業100周年を迎える2030年とその先に向けて、富士薬品グループは「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと一丸となり、誰もが豊かな人生を送れる社会を実現すべく精進努力してまいります。

代表取締役社長 高柳昌幸

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