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北米と欧州における痛風・高尿酸血症治療薬「ドチヌラド」の開発・販売に関する独占的ライセンス契約を締結

掲載日: 2021.05.10

2021年5月10日

報道関係各位

株式会社 富士薬品

北米と欧州における痛風・高尿酸血症治療薬「ドチヌラド」の 開発・販売に関する独占的ライセンス契約を締結

 医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長 高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、北米と欧州における痛風・高尿酸血症治療薬「ドチヌラド」の開発・販売について、アメリカのバイオ医薬品企業Fortress Biotech, Inc.(ナスダック:FBIO 以下、「Fortress」)との間で独占的ライセンス契約を締結いたしましたのでお知らせします。

 「ドチヌラド」は、富士薬品が創出し、2020年1月に日本国内における医薬品の製造販売承認を取得した新規の痛風・高尿酸血症治療薬です。本契約に基づき富士薬品は、米国、カナダ、EU加盟国、英国における「ドチヌラド」の独占的開発および販売権をFortressへと導出し、Fortressからはアップフロント、開発および販売マイルストン、販売ロイヤルティを受け取ります。

 富士薬品は「ドチヌラド」を痛風、高尿酸血症治療の新たな選択肢として世界へ広めるべくライセンス活動を推進しており、この度のライセンス契約は、中国市場向けの導出に続く2件目となります。

 富士薬品は、世界中の人々の健康と医療に貢献することを目指し、「ドチヌラド」の全世界へのライセンス活動を積極的に展開してまいります。

Fortress会長 兼 社長 兼 最高経営責任者 リンゼイA. ローゼンヴァルト医学博士のコメント

 アメリカ、カナダ、ヨーロッパには2000万人近い痛風患者が存在し※1、かなりの市場規模があると確信しています。私たちは富士薬品と協力し、痛風やその他の可能性のある適応症の治療のため、「ドチヌラド」を開発することにワクワクしています。そして、この薬を必要としている患者様に、本薬をお届けすることを楽しみにしています。

株式会社富士薬品 代表取締役社長 高柳 昌幸のコメント

 この度のFortressとの提携を心から歓迎します。痛風は世界的に多くみられる罹患頻度の高い生活習慣病の1つです。富士薬品は、痛風・高尿酸血症治療薬の新薬として、異なる作用機序を持つ2剤を創出しており、世界中の患者様へこれをお届けしたいと願っています。

「ドチヌラド」について

 「ドチヌラド」は、2020年に日本で承認された1日1回服用の尿酸トランスポーター(URAT1)阻害剤です。URAT1を選択的に阻害することで腎臓での尿酸の再吸収を妨げ、血中尿酸値を低下させます。また、低用量で血中尿酸値を下げることができるので、副作用と薬物相互作用のリスクが軽減される可能性があります。

高尿酸血症・痛風について

 高尿酸血症は、体組織への尿酸塩沈着症(痛風関節炎、腎障害など)の病因であり、慢性腎疾患及び心不全の進行にも関与していると言われています。高尿酸血症の日本における頻度は、全人口の男性の20%、女性の5%※2と報告されており、さらに増加傾向にあるとされています。そして、高尿酸血症が続くことで症状として現れる痛風は、関節の結合組織の周りや腎臓内に、針状の尿酸結晶が沈着することによって引き起こされる、痛みを伴う深刻な進行性の炎症性関節炎です。世界的にも痛風患者は多く存在しており、日本では125万人※3を超え、中国では1,600万人※4と推定されています。さらに2021年の時点でアメリカ、カナダ、ヨーロッパには全体で2000万人近い痛風と診断された患者が存在しています。また、アメリカでは、尿酸低下治療を受けている200万人以上の患者が尿酸値を十分にコントロールできていない可能性があると推定されています。※5

富士薬品について

 富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売事業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。富士薬品グループ全体で日本全国に1,300店超を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を生かして、いつもそばに寄り添い、人々の元気な暮らしを支える企業を目指しています。 医薬品研究開発事業においては、異なる作用機序を持つ2剤の痛風・高尿酸血症治療薬「トピロキソスタット(品名:トピロリック®錠)」と「ドチヌラド(品名:ユリス®錠)」を自社にて創出。痛風・高尿酸血症治療における新薬としてドチヌラドを世界へ展開し、本剤を必要とする世界の患者様への貢献をめざし、ライセンス活動に取り組んでいます。

Fortress Biotech について

 Fortress Biotech, Inc.は、革新的なバイオ医薬品企業です。ポテンシャルの高い上市済/開発中/開発前医薬品の取得、開発、および商品化に重点を置いています。上市済の7つの医薬品を保有し、同社もしくは関連会社によって25以上のプログラムを開発中です。製品候補は、オンコロジー、希少疾患、遺伝子治療分野を含む、市場規模の大きな6つの分野にわたります。 Fortressのビジネスモデルは、バイオ医薬品業界の専門知識を活用し、製品ポートフォリオをさらに拡大することに焦点を当て、世界クラスの事業開発チームによって推進されています。Fortressは、各々の医薬品の可能性を最大化するために、世界をリードする学術研究機関やバイオ医薬品企業とのパートナーシップを確立しています。

※1 - Rheumatology (Oxford) . 2019 Dec 1;58(12):2177-2180. – Semin Arthritis Rheum. 2017 Feb; 46(4): 451–456. – GlobalData. Gouty Arthritis (Gout): Competitive Landscape in 2021.

※2 「2019年改訂 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版」 一般社団法人 日本痛風・尿酸核酸学会

※3 厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html

※4 Rui Liu et al., Prevalence of Hyperuricemia and Gout in Mainland China from 2000 to 2014: A Systematic Review and Meta-Analysis, BioMed Research International, Volume 2015, Article ID 762820の有病率データと国際連合による世界人口推計から算出した推計データ

※5 - Arthritis Rheumatol. 2019 Jun; 71(6): 991–999. – J Rheumatol. 2016 Oct;43(10):1897-1903.

【報道関係お問い合わせ先】 株式会社富士薬品 総務部 広報戦略室 石井 電話番号:03-6811-7804 Email:pr@fujiyakuhin.co.jp

株式会社富士薬品 会社概要(URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp/

社名 株式会社富士薬品
代表者 代表取締役社長 高柳 昌幸
所在地(本社) 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
事業内容 医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品研究開発事業、医薬品製造事業、医療用医薬品販売事業
※「トピロリック」および「ユリス」は、株式会社富士薬品の登録商標です。

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