富士薬品が創出した痛風・高尿酸血症治療剤「ドチヌラド」、痛風治療剤としてエーザイが中国で発売
2025年7月14日
株式会社富士薬品
富士薬品が創出した痛風・高尿酸血症治療剤「ドチヌラド」
痛風治療剤としてエーザイが中国で発売
株式会社富士薬品(本社:埼玉県、代表取締役社長:高柳昌幸)は、痛風・高尿酸血症治療剤「ドチヌラド(一般名)」について、中国での独占開発・販売に関するライセンス契約を締結しているエーザイ株式会社によって、中国市場向けに発売されたことをお知らせします。
「ドチヌラド」は、中国では「高尿酸血症に伴う痛風」の適応で承認を取得しており、痛風治療剤として発売されます。また、「ドチヌラド」の海外市場向けの発売は初となります。
「ドチヌラド」のライセンス活動について
「ドチヌラド」(製品名:ユリス®錠)は、富士薬品が創出した痛風・高尿酸血症治療剤です。富士薬品では「ドチヌラド」を痛風、高尿酸血症治療の新たな選択肢として世界へ広めるべく、ライセンス活動を推進しています。現在、中国をはじめ、北米、欧州、ASEAN5か国(インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ)、台湾、中東、北アフリカの市場での本剤の展開に向け導出しています。このうち、中国、ASEAN5か国においてはエーザイ株式会社に導出しており、すでに中国、タイ、フィリピンで承認されています。
そしてこの度、エーザイ株式会社により中国で発売される運びとなりました。
富士薬品は、今後も世界中の人々の健康と医療に貢献することを目指し、「ドチヌラド」の全世界へのライセンス活動を積極的に展開してまいります。
「ドチヌラド】について
「ドチヌラド」(製品名:ユリス®錠)は、2020年に日本で承認された1日1回服用の痛風・高尿酸血症治療剤です。尿酸トランスポーターの1つであるURAT1を選択的に阻害することで腎臓での尿酸の再吸収を妨げ、血中尿酸値を低下させます。また、低用量で血中尿酸値を下げることができるので、副作用と薬物相互作用のリスクが軽減される可能性があります。
富士薬品について
富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」のもと、富士薬品グループ全体で日本全国に1,273店(2025年3月末時点)を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワークを生かし、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります。
報道関係お問い合わせ先
株式会社富士薬品 総務部 広報戦略室 石井
電話番号:03-6811-7804 Email:pr@fujiyakuhin.co.jp
株式会社富士薬品 会社概要 URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp
社名 | 株式会社富士薬品 |
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代表者 | 代表取締役社長 高柳 昌幸 |
所在地(本社) | 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地 |
事業内容 | 医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、 医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業 |