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総合研究所の閉鎖に関するお知らせ

掲載日: 2025.06.24

2025年6月24日

報道関係各位

株式会社富士薬品

総合研究所の閉鎖に関するお知らせ

 株式会社富士薬品は、2025年6月18日開催の取締役会において、医薬品研究開発を行う「総合研究所」の閉鎖を決議いたしましたのでお知らせします。
 これに伴い、新薬の創出に向けた研究開発を中止します。なお、トピロリック®錠(一般名:トピロキソスタット)・ユリス®錠(一般名:ドチヌラド)をはじめ既存の医療用医薬品販売、ドチヌラドの小児適応開発および海外導出については継続します。



1.総合研究所の閉鎖の理由

 当社は、創業来の事業である配置薬販売事業と、主力事業であるドラッグストア事業、医薬品・健康食品の製造を行う生産事業、医療用医薬品販売事業、そして医薬品研究開発事業の5つの事業を展開する複合型医薬品企業です。健康食品やOTC医薬品だけでなく医療用医薬品をも自社で開発・製造し、さらに健康食品やOTC医薬品については自社の販売網で展開するという、「複合型医薬品企業」としての総合力を生かした独自性の高いビジネスを展開してまいりました。特に、1991年に立ち上げた「総合研究所」率いる医薬品研究開発事業は、2013年と2020年にそれぞれ医療用医薬品の新薬創出にも成功し、「富士薬品」としての信頼を支えてきました。
 昨今、主力のドラッグストア事業を取り巻く環境は、ドラッグストア業界にとどまらず食品スーパーやコンビニエンスストアなどの異業種との競争も激化しています。また、顧客の利便性と満足度、人材不足による効率化の追求のため、早急なDX化が急務となっています。
 こうしたドラッグストア事業をとりまく環境と、今後の総合研究所における創薬研究に要する時間と投資額をふまえ、将来的な成長可能性と優先投資を検討した結果、総合研究所を閉鎖することを決議しました。今後は、より大きな成長が見込めるドラッグストア事業を中心に効率的な資源配分を行うことで、企業価値の向上をはかってまいります。



2.閉鎖する総合研究所の概要

 ・化学合成の研究施設「第一研究所」
 (所在地:神奈川県藤沢市村岡東 2-26-1 湘南ヘルスイノベーションパーク)

 ・非臨床試験と製剤の研究施設「第二研究所」
 (所在地:埼玉県さいたま市西区大字飯田新田636番地1)

 ・その他関連施設



3.日程

 ・取締役会決議:2025年6月18日
 ・閉鎖期日  :2026年3月31日(予定)



 

報道関係お問い合わせ先

株式会社富士薬品 総務部 広報戦略室 石井
電話番号:03-6811-7804  Email:pr@fujiyakuhin.co.jp

株式会社富士薬品 会社概要 URL:https://www.fujiyakuhin.co.jp

社名 株式会社富士薬品
代表者 代表取締役社長 高柳 昌幸
所在地(本社) 〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
事業内容 医薬品等の配置薬販売事業、ドラッグストア・調剤薬局事業、
医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業

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