富士薬品、長野県千曲市と包括連携協定を締結

2024年3月27日

株式会社富士薬品

富士薬品、長野県千曲市と包括連携協定を締結

　医薬品の研究開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品（本社：埼玉県さいたま市　代表取締役社長：高柳 昌幸、以下「富士薬品」）は、2024年3月27日（水）、長野県千曲市と健康推進等に関する包括連携協定を締結いたしました。 本協定に基づき富士薬品は、主力事業の配置薬によるセルフメディケーション^（※1）支援を通じて、千曲市の地域住民の「健康づくり」を後押しし、地域社会の活性化に寄与することをめざします。
　また、同日、千曲市役所において、包括連携協定締結式を行いました。
(※1) 自分の健康状態や生活習慣に気を配り、不調の際は市販薬を使って病気の予防・治療にあたること。

_{（左から、株式会社富士薬品　配置事業本部 配置営業統括部　営業部部長　伊庭 圭之助、長野県千曲市長　小川 修一氏）}

協定の背景と概要

　　昨今、超高齢化社会に突入した日本社会において、国民医療費の増加が喫緊の課題となっています。こうした背景から千曲市では、「千曲市健康づくり計画(※2)」を策定し、市民の総合的な健康づくりに取り組んでいます。
　一方、富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、ひとの元気なくらしを支え続けることを使命に掲げ、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア・調剤薬局、医薬品の研究開発、製造事業を通じて、生活に寄り添う良質なサービスの提供に努めております。
　特に、営業員がご家庭を定期的に訪問し、お客様に必要な薬をお届けする配置薬販売は、お客様に寄り添いセルフメディケーションを支援する地域に根差したサービスです。1930年の創業以来、90年以上にわたって提供し続けており、長野県千曲市では現在3,500軒超のご家庭にお使いいただいています^（※2）。
　この度、富士薬品は、千曲市が取り組む地域住民の「健康づくり」について、セルフメディケーションの側面から支援できると考え、包括連携協定の締結に至りました。
　富士薬品は千曲市と連携し、配置薬のネットワークを生かして地域住民の「健康づくり」を支援するとともに、防災・災害対策など地域の課題解決に貢献してまいります。具体的には以下の項目において千曲市と連携します。
(※2) 千曲市健康づくり計画「千曲市健康アップ(第二次)」
https://www.city.chikuma.lg.jp/soshiki/kenkosuishin/iryo_kenko/3/960.html

主な協定内容

１）セルフメディケーションの強化：厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者^（※3）の資格を有しています。この専門知識を生かして、OTC医薬品の適正使用をはじめ、地域住民の健康意識の向上につながる情報提供を行ってまいります。

２）千曲市のハブとして健康情報を発信：配置薬をご契約のお客様のもとへ訪問する際、千曲市とのハブとなり、健康情報の提供や健康診断の呼びかけ、事故防止・病気予防の啓発などを行います。また、熱中症などの季節ごとの事故防止・病気予防の啓発を目的としたセミナー・イベントなども、千曲市と共同で実施を検討してまいります。

３）高齢者等の見守りに関する取り組み：千曲市の住みやすいまちづくりに向け、ご契約のお客様のもとへ訪問するという配置薬の特性を生かした取り組みを、千曲市と協議のうえ行ってまいります。

４）防災・災害支援：災害発生時には、市役所・市施設などへ防災備蓄品を無償提供^（※4）します。また、配置薬をご契約のお客様に向けて、医薬品とともに災害時に欠かせない防災グッズ・備蓄品をご要望に応じてご用意するほか、千曲市からの防災・災害対策に関する情報をお届けしてまいります。
（※3）登録販売者とは、一般用医薬品（OTC医薬品）の販売に必要な専門資格です。医薬品の専門の知識を持ち、薬剤師しか販売できない第1類医薬品を除く一般用医薬品を販売することができます。
（※4）「配置薬」のご契約期間中に被災されたお客様については、従前より無償です。

富士薬品について

　富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」のもと、富士薬品グループ全体で日本全国に1,276店（2024年1月時点）を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワーク、そして医療用医薬品の研究開発力を生かし、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります。

報道関係お問い合わせ先

株式会社富士薬品　総務部 広報戦略室　石井・大聖（だいしょう）
電話番号：03-6811-7804　　Email：pr@fujiyakuhin.co.jp

株式会社富士薬品　会社概要　URL：https://www.fujiyakuhin.co.jp