これからの富士薬品

新たな発展に向けて、積極果敢な事業戦略新たな発展に向けて、積極果敢な事業戦略

今、日本は世界で例を見ないほどの超高齢社会を迎えています。物質面・情報面では成熟を迎えた私たちの国において、人々の大きな関心は健康であり、健やかな生活です。厚生労働省が打ち出している『新医薬品産業ビジョン』にも、「後発医薬品市場・一般用医薬品市場の育成、流通機能の効率化・高度化も含めた総合的なアクションプラン」が盛り込まれています。

複合型医薬品企業として独自のビジネスを手がけてきた富士薬品にとって、潜在的市場の可能性は計りしれません。すでにいくつもの布石を打っていますし、成果が上がりつつあるビジネスもあります。しかし、まだ端緒についたばかりです。これを大きく開花させ、大いなるステップへと歩みを進めるためには、チャレンジ精神旺盛な人材が不可欠。当社が採用にことさら注力するゆえんです。

直営ドラッグストアのネットワークを全国に広げる直営ドラッグストアのネットワークを全国に広げる

富士薬品がドラッグストア事業を本格的に展開しはじめたのは1992年のこと。当時は現在ほどこの業態の競争が激化していませんでした。ヘルス&ビューティーをメインとした店舗づくりを積極的に推進し、健康・美容の専門性に加えて、食品・雑貨などの利便性を追求した品揃えで、地域のお客様から高い支持を頂いています。既存店で培ったノウハウをベースとして、90年代後半からは店舗網の積極拡大に取り組み、直営の「ドラッグセイムス」に加えて、グループ化も推進。ドラッグストアグループとしては日本全国に1200店舗以上を数えるに至りました。

ドラッグストア事業における当面の目標は、全国47都道府県すべてへの直営店の出店。また、これまでは住宅地への出店がメインでしたが、最近は駅前にも進出しています。綿密な計画に基づいた新規出店は、確実な売上増をもたらします。「売上1兆円企業」を目標に掲げる富士薬品にとって、ドラッグストアの店舗網拡充は重要な施策です。それにともない、店舗マネジメントを任すことのできる人材の採用・育成にもますます拍車がかかっています。

配置薬とドラッグストアのコラボレーション配置薬とドラッグストアのコラボレーション

販売フローチャート図

富士薬品の特長であり、他社にはない“強み”は、全国350万軒のご家庭・法人に愛用頂く配置薬の販売網。創業以来これまで積み重ねてきた信用・ブランドイメージに加え、優秀な営業担当者の地道な努力で成長してきました。ちなみに、東日本大震災発生後、多くの医薬品企業が自社製品を被災地に供与しましたが、それらにも増して当社がお届けした「救急箱」が歓迎されました。ひとつのパッケージに各種の薬剤がひと揃いになっている利便性が喜ばれたのです。

この配置薬事業と、もうひとつの柱であるドラッグストア事業のコラボレーションを、今当社は考えています。たとえば、以前にドラッグストアへ来店されたお客様の症状やニーズを記録しておき、再度お求めになる場合は、登録販売者の資格をもった配置薬の営業がご自宅までお届けする。エリアに密着したフットワークのある当社だからこそ可能な販売スタイルです。もちろん、この方式によって医薬品だけではなく、ドラッグストアで扱っている化粧品や日用品もデリバリーできます。ますます高齢化率の高まる日本で求められる新しいサービスです。

新薬の研究開発、PBブランド新薬の研究開発、PBブランド

富士薬品の商品力

1991年より医療用医薬品の研究に取り組み、2013年9月には、痛風・高尿酸血症の治療剤「トピロリック錠」の発売を開始しました。2016年6月1日よりファイザー株式会社と共同でトピロリック錠のプロモーション活動を行っております。現在は「トピロリック錠」に続く医療用医薬品の自社新薬の創出に向け更なる研究を行っています。

また、自社工場を有して製品の製造から販売までの全工程を一貫して行えるのも当社のメリット。医薬品分野以外でのプライベートブランド商品では、モンドセレクション「キャミレールドリンク プレミアムⅢ」など、すでに実績があります。今後もお客様の声をフィードバックして、世の中から求められる製品を実現していきます。