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生活習慣
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームとは?
内臓脂肪の蓄積が原因!
内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態です。単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームにはあてはまりません。
メタボリックシンドロームの診断基準
なぜ内臓脂肪が様々な病気を引き起こすのか?
内臓脂肪が必要以上に多くなると、健康維持に不都合なホルモンの分泌が増加することにより、様々な病気を引き起こします。
メタボリックシンドロームがきっかけとなって引き起こされる危険性のある生活習慣病
糖尿病・高血圧症・脂質異常症・虚血性心疾患・脳血管障害・高尿酸血症
腎臓病・認知症・がん など
【注意が必要なポイント】
- ほとんどの生活習慣病は症状のないままに進行するため、症状を自覚する頃にはかなり進行していることが多くなっています。
- 命にかかわる疾患へと進展することもあるので、生活習慣病の予防を心がけ、定期的に健康診断を受けることが大切です。
メタボリックシンドロームの予防と改善
目標は現体重の-5%
急な減量は体の負担になってしまう恐れがあるので、まずは現体重の5%を3〜6ヵ月かけて減量することを目標にしましょう。そのためには食生活の改善と適度な運動の併用が効果的です。
食生活の改善
< よい食習慣のポイント >
- 1日3食規則正しく
- 腹八分目といわず腹七分目で切り上げる
- よく噛んで、ゆっくり食べる
- 床につく前3時間は飲食をしない
- おやつは時間と量をきちんと決める
適度な運動
< 体を動かす習慣づくり >
- 積極的に体を動かす
- 軽めの運動を続ける
- 筋肉を鍛える運動をする
参考情報
「厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト メタボリックシンドローム」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic をもとに株式会社富士薬品作成