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涙の量が減ったり、涙の質が低下することで、目の表面が潤せなくなり、傷などができてしまう状態をドライアイと呼びます。

ドライアイだとなぜよくないの?

まばたきによって、目の表面に行き渡り、以下のはたらきがあります。

  • 目の表面の乾燥を防ぐ
  • ほこりや細菌などの異物から目を守る
  • 酸素や栄養を目の組織に供給する

しかし、ドライアイでは、目を十分に保護することができず、目に傷がつきやすくなります。
また、目を使い続けることによって視力の低下を招くこともあります。

ドライアイの症状

  • 目が乾く
  • 目が疲れやすい、重く感じる
  • 目が痛む
  • 目がごろごろする
  • 充血する
  • 光がまぶしい
  • 物が見えづらい

など
目の乾燥感だけでなく症状は多様です。

ドライアイの主な原因

  • 加齢やストレス
  • 生活環境
    • ”3つのコン”が涙を蒸発しやすくしてしまいます。
    • パソコン・・・画面に集中してまばたきの回数が少なくなりがちです。
    • エアコン・・・空気が乾燥します。エアコンの風が直接目に当たるのも良くありません。
    • コンタクトレンズ・・・特にソフトコンタクトレンズでは、涙が目の表面に均一に広がりにくいといわれています。
  • ある種の病気や薬の副作用
    シェーグレン症候群(自己免疫疾患)の方や、一部の薬の副作用で、涙の分泌量が減少することがあります。

対策

  • リラックスを心掛け、目が疲れたら休ませましょう。蒸しタオルなどでまぶたを温めるのもおすすめです。
  • ”3つのコン”をできるだけ減らしましょう。
    (まばたきを意識的に増やす、加湿を心掛ける、コンタクトレンズの装着時間を短くしてメガネを使用する 等)
  • 点眼薬を使用しましょう。

※症状が強い場合や長引く場合は眼科を受診し、医師の指示に従いましょう。

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